単一ダクト方式と空調機

単一ダクト方式

空調方式は、全館空調方式(中央空調方式)と個別空調方式の2つに大別できます。全館空調方式とは、単一ダクト方式のように、専用の機械室が建物内にあって、そこにボイラーや、冷凍機などの設備を設けるタイプで、簡単にいうと、ボイラーによって温水などを作って、その温水をコイルに流し(加熱コイルや温水コイルという)、温水コイルに取り込んだ空気を送ることで温風を作りだします。それらの温風を送風機を使って建物全体に送り出して暖房します。逆に冷風を作る場合としては、まずは冷凍機で冷水を作り、その冷水をコイルに流し(冷却コイルや冷水コイルという)、空気を取り込んで冷風を作りだし、それらの冷風を送風機によって施設全体に送り出して冷房を行います。

空調機

空調機の中には、新鮮空気と空調済みのリターンエアが取り込まれて、さらにエアフィルターで浄化され、冷却コイルや加熱コイルを通すことで冷風・温風を作り,それを送風機で各部屋へ送り出す仕組みになっています。これらの空調機から温風・冷風のような空気を各部屋へ送る方式を「全空気方式」といいます。全館空調はこの方式を使います。全空気方式の場合は、ダクトを通じて施設の各階・各部屋・各部分へと送り出されるため,ダクトスペースなどが必要になることがあります。

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